加工技術

素材にデザインを描いたり、カットやくり抜きをしたり、さまざまな仕事をレーザー加工機でお引き受けしています。高エネルギー密度のレーザー光を照射し、熱エネルギーで対象物を融解・蒸発させながら作業を進めます。
あらゆる依頼に対応するため、RayietとGCC LaserProの2種類のレーザー加工機をご用意いたしました。Rayietはアルミ銘板への名入れ彫刻に。GCC LaserProはアクリルなどの素材カットが中心と、役割分担の上作業しています。
レーザー加工機で削られた銘板の表面は極めて滑らかで、肌触りの良い仕上がりが特長です。密度の高いレーザー光線ならではの、精密な切削を実現しました。バリやカエリの発生を抑えられるレーザー加工機は、アクリル切断の場合も切断面がきれいに仕上がります。　　
金型が不要な点もレーザー加工機のメリットです。元型はパソコンで制作するため、型交換の手間を省けるなど、作業効率を大幅にアップできます。
その一方で速度面では、切削加工やプレス加工にどうしても劣ります。速度重視の大量生産には対応できませんが、型代のコストを抑えたい小ロット～中ロットの受注に向いている加工方法です。

弊社ではUVプリンターを導入しています。さまざまな素材への名入れは、UVプリンターにおまかせください。本機は多様な素材に色鮮やかなグラフィックや立体的な特殊印刷ができるフラットベッド方式のプリンターです。版を使わず直接プリントできるため、多品種小ロット展開に強い手法となっています。
従来の印刷手法であるシルク印刷の場合は、最低でも同一デザイン200個以上の展開が求められました。しかしUVプリントの場合は30個～40個が一般的。1つ1つ異なるデザインのものを30個といった提案も可能です。
印刷できる素材はアクリル素材、ペット素材、金属素材、木製品、布、ガラス製品など。すべてフルカラー印刷に対応しております。
銘板プレートへのプリント、ピクトサイン製作、スマホケースなどへの名入れなど、オリジナル製品の幅が広がり、商品価値が高められます。プリント可能範囲は印刷物の高低差2㎜以下の材料が好ましいため、凹凸が少ない素材をお勧めしております。
本機はレーザー加工機とも相性抜群です。レーザー加工機で好みのサイズ、好みの形状にカットした素材にＵＶプリントを掛け合わせ、オンリーワン商品を生み出します。

弊社は通信販売、従来型のカタログ制作、ECサイト運営など、ほとんどの業務が自社一貫体制です。このノウハウを生かしたサービスがカスタム撮影です。
インターネットによるオンライン販売が急速に進む昨今、ECサイト向け写真の需要が高まっています。そこで撮影ライトボックスOrtery 3D Photo Benchを活用し、安定した照明環境の下、統一された写真提供を実現しました。本機により影のないホワイト背景写真、背景の透明化、被写体を360度回転させた360度ビュー画像の撮影も可能にしています。
大手ネット通販サイトでは、出品の際に白背景を義務化しています。なぜ白なのでしょうか？ その理由は単純明快で、非常に商品が見やすいからです。消費者心理からみても白はすっきりとクリアな印象を持ちます。つまり背景を白にするだけで視野性が高まり、商品をしっかりと見てもらえ、集客や販売へつながります。その一方で白背景が良いと分かっていても、商品ひとつひとつの画像を切り抜き、白背景へ加工するのは面倒な作業です。業務が忙しく白背景に割く時間がない。商品撮影の手間を省きたい。360度ビューが必要。このようなお客様のために、カスタム撮影をご用意いたしました。必要な撮影はツーネットが代行いたします。お客様にお喜び頂くため、丁寧に作業いたします。